「よく考えたら、鬱的な気分にはなりますが鬱病にはなりません。」
「と言いますと?」と町会長。
「1級建築士は天才系ですが、奥さんも天才系なのです。」
「と言いますと?」と町会長。
「天才系は、経絡が進むと鬱的な症状は強くなるのですが、そのために日常生活に問題が起こるようなことはありません。そして、日常生活に問題が起こらなければ、現代医学においては病気ではありません。」
「両親が天才系であれば、娘さんも天才系ということになるのですね」と町会長。
「おっしゃる通りです。」
「それでは、なぜ、強度の鬱と思ったのですか」と町会長。
「数年前、1級建築士が、『下宿して地方の大学に通っていた娘が、鬱がひどくなったので大学をやめさせ、近くの専門学校に行かせることにした』と言ったことがあるのです。」
「しかし、両親が天才系なので娘さんは天才系で、鬱病にはならないはずなのですね」と町会長。
「おっしゃる通りです。」
「それでは、1級建築士が言いにくい娘さんの病気とは、何なのですか」と町会長。
「統合失調症です。」
「要するに、分裂症ということですか」と町会長。
「おっしゃる通りです。」
「それでは、治療の方法はありませんね」と町会長。
「東洋医学では治療が可能です。」
「東洋医学はそんなこともできるのですか」と町会長。
「発症して1年以内であれば、頭の可動性を上げるだけで治ります。」
「それは驚きですね」と町会長。
「問題なのは、統合失調症の人は、医者や身近の人が言っていることが正しいのか、自分が考えていることが正しいのか判断できないことです。」
「それでは、統合失調症の人は治療が必要かどうかを判断できないということになるのですか」と町会長。
「おっしゃる通りです。」
2021/10/25
<水道後記47>
水道レンチを持ってきてパイプエンドを付け直した。手で力いっぱい締めたのが吹き飛んだので、水道レンチでパイプエンドの小さい方の八角形の部分をくわえて、手で大きい方の八角形の部分を持って思い切り締めてみた。しかし、1分も経たないうちにパイプエンドが吹き飛んでしまった。水道は水漏れで元栓を極端に締めてあるのに吹き飛んでしまったのだ。
水道レンチをもう1つ持ってきて、大きい方の八角形の部分と小さい方の八角形の部分の両方をくわえさせ、思い切り締めた。しかし、1分も経たないうちに再びパイプエンドが吹き飛んでしまった。吹き飛ぶのはどっちか1つだけで両方が同時に吹き飛ぶことはなかった。<続く>
2024/10/9
